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富士河口湖一日観光ガイド

河口湖は誰もが耳にする人気スポットですが、このガイドでは河口湖を日帰りでじっくりと見ていきます!

河口湖はどんな場所?


河口湖は、富士山の周辺で最も有名な観光地の一つであり、山中湖、西湖、本栖湖、精進湖とともに「富士五湖」と呼ばれています。富士五湖はそれぞれ富士山の異なる方角に位置していますが、中でも河口湖は富士山を最も美しく、そして完全な姿で眺めることができます。特に晴天で風が穏やかな日に、湖面に富士山が逆さまに映る「逆さ富士」は、訪れる多くの観光客が心待ちにする絶景です。


一、河口湖周遊バス

河口湖周辺の観光には、「河口湖周遊バス(レトロバス)」が便利です。周遊バスは富士急行バスが運行しており、河口湖駅前から出発します。約15分間隔で運行され、湖周辺の主要な観光地を巡ることができます。バスは赤、緑、青のルートがあり、赤いルートが河口湖周遊バスの路線です。(緑は西湖周遊バス、青は精進湖周遊バス)

河口湖周遊バス(レトロバス)

料金:150円から。乗車時に整理券を取り、降車時に整理券の番号に応じた料金を支払います。

運行時間:9:00~18:00、15分間隔


二、周遊バスを使った河口湖観光

第一站:カチカチ山ロープウェイ

富士山と河口湖の絶景を楽しむなら、カチカチ山ロープウェイで天上山公園へ向かうのが一番です。河口湖畔駅からロープウェイで山頂まで3分ほどで、どんどん迫力ある景色が広がります。晴天の日には富士急ハイランドまで見渡せると言われています。山頂には180度以上の展望が広がり、富士山と河口湖を一望できます。また、天上の鐘やたぬき茶屋、うさぎ神社もあり、かわいいウサギのお守りも購入できます。

料金:往復 大人800円、小学生以下400円

営業時間:運行時間は季節によって異なります。

周遊バス停留所:11番「遊覧船・ロープウェイ入口」


第二站:河口湖遊覧船アンソレイユ号

晴天の日には、河口湖遊覧船もおすすめです。アンソレイユ号(フランス語で「晴天」を意味する)は、河口湖を約20分で周遊し、富士山を異なる角度から楽しめます。一階には座席、二階にはオープンデッキがあり、広々とした船内でリラックスしながら景色を楽しめます。運が良ければ、逆さ富士も見られます。

料金:大人930円、小学生470円

営業時間:9:00~16:30(一般)、ゴールデンウィーク・夏休みは9:00~17:30、冬季は9:00~16:00。30分間隔で運行、年中無休

周遊バス停留所:11番「遊覧船・ロープウェイ入口」


第三站:逆さ富士の撮影スポット

多くの人がこの絶景を求めて訪れる逆さ富士ですが、天候や風の影響で見られるかどうかは運次第です。特におすすめの撮影スポットは、河口湖北岸エリアです。ここには多くの温泉旅館があり、一泊すれば異なる時間帯の富士山を堪能できます。


第四站:河口湖美術館

河口湖畔に佇む河口湖美術館は、静かな雰囲気が漂い、湖と山の風景を取り込んだ大きな窓が特徴です。館内には富士山に関する写真が多く展示されており、モダンなアート展も定期的に開催されます。美術館周辺のカフェでは、ゆったりと美景とスイーツを楽しむことができます。

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口3170

料金:大人・大学生800円、中学生500円、小学生以下無料

営業時間:9:30~17:00(最終入館16:30)

周遊バス停留所:16番「河口湖美術館」


第五站:河口湖オルゴールの森

河口湖周辺の中で、最も華麗でメルヘンな場所といえば「河口湖オルゴールの森」です。ヨーロッパのアルプスをイメージした庭園には尖塔付きの建物やカラフルな花畑が広がり、富士山とともに古典的でロマンティックな風景が楽しめます。

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口3077-20

料金:大人1,500円、大学生・高校生1,100円、中小学生800円

営業時間:9:30~17:30

周遊バス停留所:17番「オルゴールの森美術館前」


第六站:河口湖自然生活館

河口湖自然生活館は、周遊バスの終点であり、大石公園が有名です。一年を通して花々が咲き誇り、4月からチューリップ、菜の花、芝桜が楽しめます。6月下旬からはラベンダー、秋には真紅のホウキグサが一面を彩り、息をのむような景色が広がります。

住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石258

料金:無料

営業時間:9:00〜18:00(冬季は17:30まで)、カフェは16:30まで

周遊バス停留所:22番「河口湖自然生活館」


結びに

四季折々の美しい風景を楽しめる河口湖は、日帰り旅行でも数日間滞在でも満喫できる場所です。今回ご紹介したスポットを参考に、ぜひ自分だけの河口湖旅行を計画してください。